片付けプロが自主防災会の防災倉庫を作ります
今回自主防災倉庫を新しくすることになり、自主防災会のメンバーで片付けプロの私が一役お手伝いすることになりました
3月になってからお引越しとなりますので、今までの経緯や現段階を少しご紹介します。
私が属している自主防災・防犯会は、自分たちで防災倉庫をもっています。
この写真を見てお分かりのように、物と倉庫の大きさが合っていません。
なぜなら毎年少しずつでも新しい防災グッズを購入していくことで増えてしまいます。
奥から手前に物が置かれています。
よく使用する物も、とりあえず入れている状況です。
皆さんの自主防災会や地域の防災倉庫の中は大丈夫でしょうか?
倉庫の大きさやスペースの関係上、あるいは必要と思っている防災グッズの大きさなどで難しいですが一番は必要な時にいかにすぐに取り出せて使用できるかがポイントです。
いつ使うのか?
防災倉庫の中の物は、災害の時に使用する物ですが、私達は年に1回の避難訓練や行事がある時と、毎週土曜日の町内会の夜回りをする時に防災倉庫を開けます。
そういう使用頻度に合わせて収納していない物もあって、あれはどこだっけ?と探すことがありました。
新しい防災倉庫を作ります
防災倉庫がある公園がリニューアルされるのと同時に、今まで使用していました倉庫から新しい倉庫に変更することになりました。
公園工事が始まる前に中の物を全部出しました。
棚卸しをしたところで、劣化、破損した物は処分をして、今は仮置き場所に保存しています。
レイアウト制作
今回の倉庫の大きさは以前より大きくなりました。
但し、以前は自治会の倉庫と自主防災会倉庫の2つが公園内にあったのを、1つの倉庫にすることになりました。
もちろん自治会の倉庫の中も棚卸しと確認をして貰ったので、荷物はだいぶ減りました。
収納のプロですから、まずは使いやすい、何がどこにあるのか、誰でもわかるように、又在庫管理しやすいようにというコンセプトで計画しています。
今はまだ公園は工事中ですが、その間に倉庫の図面を見て、大きくレイアウト案を考えながら
最初からついている棚板は3枚なのを、今回は棚板の数を追加注文して頂くことに。
物を重ねない。
1段に1種類。
重い物は下へ。
最上段はなるべく、あえて物を置かない。
そのようなイメージで収納していくつもりです。
今はあちこちに分散されて保管されていますので、実際防災グッズを戻して来た時に、置く物に合わせて棚板の位置を決めていきます。
たとえば、床直置きはしたくないですが、大きな物や重い物を置く予定なのでたとえば、下記の写真のようになります。
片付けプロでないと、一般の方は適当に物を置いていきます。
気がつけば乱雑な収納になることもあります。
収納ポイント
- よく使う物を取出しやすい所に
- 重い物は下
- 大きい物も下
- 同じ種類を集める
- 種類は違うが、同じ時に使用する物はひとまとめにする
どなたかの参考になれば嬉しいです。
自分たちで出来ない時は、防災備蓄収納マスタープランナー・整理収納アドバイザーの私が、ご相談にのります。