ちょこっと防災 三原のコラム

【ちょこっと防災】今回の雪の被害から学ぶ備えるこころとモノ

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雪も災害

2023年1月24日の夕方から降り始めた雪
各地で色々な被害がでました

自宅

・自宅の水が出なくなった
・スーパーに行っても商品が品薄

社会

・交通機関が大混乱
・電車内の閉じ込め
・高速道路での立ち往生

ニュースでご存知だと思いますが、改めて日頃の防災意識に寄っては被害が少なくなることもありますので、改めて書いておこうと思います。

自宅の防災備蓄

水が出ない→断水に備える

予め報道で、明日の朝の水道管の凍結に備えて、水をちょろちょろと流しておくというアドバイスがありました。
もし・・・

凍結して水道が出なくても大丈夫にしておくというのも手です。
防災観点で断水になっても困らない準備をしておくことです。

大人1人3ℓ 7日分のお水の備蓄をしておく

水道管の凍結で水が出なくなっても、備蓄の水があれば乗り切れます。
朝食や歯磨きなどは出来ます。
備蓄の水を歯磨きに使用するのが、勿体ないと思われる方には、まず食後にデンタルフロスなど掃除をして歯磨きシート類で口腔ケアをしてください。
朝シャンが出来なくても、水を使わないシャンプーや、頭皮をスッキリ爽やかにしてくれる商品も、防災用でなくてもドラッグストアにあります。


朝風呂に入れなくても、身体もドラッグストアでスポーツ後に拭くシートで代用出来ます。

好きな食品を備蓄しておく

防災の為、非常食は大災害用って思っていませんか?
住んでいる場所は、地震も津波も土砂災害も川の氾濫もないから備蓄なんてしなくても大丈夫って思っている方もまだたくさんいます。

そんな地域のスーパーも、各地から商品が届くのです。
だから各地域で災害が起こったり、豪雪で輸送トラックが立ち往生になったら、そのトラックに積んである食料品や生活雑貨が、配送されずに品薄になります。

そのような状況でも7日分の1日3食の非常食(防災食)や食料品ストックがあれば、困りません。

出先の防災

今回もJR京都線の電車の中で10時間も閉じ込められて、体調不良になる方がでました。
私も使用する電車ですので、他人事ではありません。
必要なモノは 鞄の中に防災ポーチを準備

防災ポーチ

体温調節、トイレ、充電器、水、おやつ(食料)

寒さ対策にカイロも一つ準備しておく

電車に乗る前に、駅でトイレに行っておくことも、防災になります。
今回の車両にはトイレがある電車もありましたが、ない電車の中でトイレに行きたくなったら
本当に困ります。
実際に失禁された方や、きっと我慢で体調不良になった方もたくさんいらしたと思います。
私の知人も、大阪北部地震の時に、地震で止まってしまった車両で、トイレを我慢したのが一番大変だったという経験談を教えてくれました。

駅の所で停車した車両はよいですが、駅以外で停車した車両では困ります。

これは実際には乗客の中で使用するのは、難しいとは思いますが、断水用のトイレの備蓄としての凝固剤と袋のセットでコンパクトなモノがあります。
ポケットティッシュや除菌グッズも必要ですね。
お守り代わりに防災ポーチに入れておいてください。

そして、情報収集や気晴らしにスマホが大活躍ですが、充電切れになると役立たずになりますので
急速で何回が充電できるコンパクトな充電器も必要です。

脱水も体調不良になる原因ですので、500ℓのお水や水筒を持っておくのもポイントです。

大阪のおばちゃんは、鞄の中に飴ちゃんが入っているってよく、皆さん笑いますが、このように閉じ込められた時には、気分転換や空腹を満たす手段になります。

車載用備蓄

車の立ち往生で、車外に出れない時も、電車の中の閉じ込められた時と同じです。
車の中の方が、手荷物より多くの備蓄を積んでおけます。

男性なら、簡易トイレや、やはり凝固剤とビニール袋やティッシュや除菌グッズを準備する。
体温調節の為の冬なら防寒着や靴下やカイロ、夏なら小型のミニ扇風機のハンドファンも涼をとれますが、常に充電しておく必要があるので、うちわもあるといいですね。

飲み物と食べ物は、車載用のモノがありますので、それらを積んで置いてください。

車の中は外気温に影響を受けます。
特に真夏の炎天下ですと車内の温度も高温になるので、普通のペットボトルや食品は不向きです。

お水の長期保存ができて、高温低温に強いモノがありますので、ぜひ検討してください。
なお、車載用のセットも色々な種類が売られていますが、水がセットの中では1本しかはいっていないものが多いので、実際には水分補給としては足りないので、水は追加した方がよいですね。

コンパクトな寝袋や、毛布も積んでおくと寒さ対策になります。

いつでも防災

いつどんな災害にあうかわからないので、日頃から出先での被災へのこころとモノの準備が必要です。


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