まもなく1/17,28年前を思い出す
1995年のお正月は、私の家族と私の両親で姫路の方へ旅行に行きました。
実はその時とその後にもう1回、私の脳裏をよぎった不思議な考えは、この風景を覚えておかなければならない!
わずか2週間以内に、神戸の街が変わってしまうなんて思わなかったです。
神戸は地震がない・・
ずっと、神戸の人は思っていました。
私がセミナーや講座の時に、神戸には地震がないと思っていたと伝えると、神戸っ子の皆さん大きくうなづきます。
だから1/17明け方の地震により、ライフラインがとまり、防災備蓄などしていなかったので、大変な毎日が始まりました。
教訓から個人として自助
個人として、自助を!!
7日分の食べ物や飲み物や生活に必要なモノを準備が必要です。
その方法と管理することを防災備蓄収納2級プランナー認定講座の中で伝えています。
講座の詳しい内容や、講座日程はこちらをご覧ください。
企業が出来ること
一企業として、職場備蓄とは社員を守ること、お客様を守ること、近隣の方の手助けになることがポイントになります。
社員を守るために
職場としては、基本3日分の備蓄が必要です。
職場の防災備蓄の担当者になった方のための講座
職場備蓄管理者講座でもお伝えしています。
詳しくはこちらのをご覧ください。
自助の為に自分が出来ること
共助の為に企業で出来ること
職場や会社の周りを助ける取組みをされている会社を発見しました。
共助を考えている大東建託株式会社さんです
実は早朝の散歩で既にこの会社の前を通った時にポスターは見かけていました。
しかしシャッターが閉まっていて見えていませんでした。
道行く方にも、防災備蓄がわかりやすいように見本が飾ってあったのです。
防災備蓄関係の会社ではありません。
まして、行政関係でもありません。
大東建託株式会社さんから
写真の掲載は承諾を得ております。
賃貸未来研究所 ぼくラボという取組みとは?
大東建託グループでは、地域住民の皆さん・当社の取引のある関連企業との助け合いの実現に向けて、様々な取り組みを行っています
災害発生時には、「自助・共助・公助」が必要とされています。
「自助」として災害対策に取り組み、地震などの災害にも強い賃貸住宅供給に努めてまいりましたが、地域住民との「共助」という観点においては、もっとできることがあるのではないかと考えました。
と書かれています
写真を撮らせて貰いました。
備蓄としてある程度必要なモノを目に見える状態でウインドウの中に置いてありました。
こうすれば、道行く方で防災備蓄のイメージが出来ない人にもわかりやすいですね。
実際には、これだけで足りることはないですが。
まずは近隣の方は自助を完璧にしてもらう必要があります。
しかし出先で大東建託株式会社さんの近くで被災した場合には、その地域の防災拠点を探していくより、こちらの会社に助けを求める方が早いかもしれません。
飾ってある内訳は、だいたい見える範囲で推測ですが。
・備蓄水と給水車からの水を入れる袋
・照明(ランタン)
・毛布(防災用の圧縮されて、コンパクトになっている)
・マスクやフェイスシールドなど感染防止品や衛生品
消毒液や使い捨て手袋もたくさん必要になります
・食べ物(簡単なモノ)
・アルファ化米
食べ物としては、炭水化物ばかりなので、栄養不足にならないように気をつけてください
・長靴(サイズは26.5)
実際には、浸水した場合には、長靴で水の中を移動したら、動きにくいので、スニーカーで十分です。
このように、近隣の方のためのモノも用意するとなると
職場の防災備蓄は社員人数分ぷらすαの数を備蓄する必要があります。
このαの数決めが、大変難しいですね。
注意点
近隣の方全員となると膨大な数になり不可能です。
又、スペースの関係上でも不可能なことになります。
大東建託株式会社のぼくラボ研究所の取組みについて詳しくはこちらをご覧ください。
自宅の防災備蓄を学びたい方はこちらをご覧ください。
職場の防災備蓄を学びたい方はこちらをご覧ください。