阪神淡路大震災の事がわかる
兵庫県神戸市灘区にあります
「人と防災未来センター」の中にあります
津波避難体験に参加しました
私は阪神淡路大震災の時には激震地でだったこの神戸市灘区で被災しました
この「人と防災未来センター」に行くと感慨深いものがあります
まず、靴を履いたままですが、スライド出来る足置きの上に
足を置いてベルトで固定します
前方のスクリーンに写し出される状況に対応して
津波避難タワーまで逃げられるか?の体験です
足両足は固定されているので
自由に足は動かせません
水深10㎝でも、思うように足が前に出ませんが
なんとか、移動できます
水深20cm になると、もっと足が重くなり
身体の両側にある手すりを使ってなんとか
前に進むことが出来ます
さすがに、中学生の男の子達は元気よく
足が前に早く出てました
この時点で70歳代のマダム達は、全然前に足が動かせずに
一歩も進めない状態でした
水深30cmになると
私も、手摺の腕の力を借りてなんとか
前に進めましたが、腰と股関節を痛めそうでした
つまり手摺がない状態ならば、前にも後ろにも歩けない
逃げられないことなんですね
たった30cmです
大人でしたら膝下なんですが
歩くこと逃げることが困難です
津波に限られたことではなく、川の氾濫により、町が浸水した時に
家の中にいると危険な場合に、緊急避難の必要性がでた場合に
外に出なければならなくなった状況
10cmの水深までなら子供も高齢者も歩けそうなので
その間に速やかに避難する必要があります
つまり、30cmになってしまった時点では
家の外に出るのは危険であること
水の抵抗で歩けない、避難出来ないことが
よく体験できました
例えば、川べりで遊んでいる時にも
応用できます
水の事故、そして災害時に対して
必要な知識となりました
ぜひ、高齢者の方やお子様にも体験して欲しいです
毎月17日は入場無料です
駐車場もあります(入館者には、少し駐車サービスもあります)
認定講座でもお伝えしています
又、出張講座・セミナーもしております。